2013年9月8日日曜日

不登校生徒の5年後調査「原因にいじめが1位」


市議会総務文教委員会が27日開かれ、稲葉市議は「いじめ、不登校、体罰」について質しました。

昨年度のそれぞれの認知件数をただしたところ「いじめ108件、不登校102件、体罰1件」と答弁がありました。

稲葉市議はそれぞれの対応と成果について質した後、「いじめの認知件数を見るとこの10年間で7件から139件とバラつきが激しく、いじめを認知する意識に問題がある」「市の調査では不登校の原因にいじめは数%だが、文科省が不登校生徒の5年後調査を行い、その原因の1位はいじめで53・7%と半分以上を占め、現状をしっかりつかむ必要がある」と問題提起し、共産党が提案している「いじめのない学校と社会を」の提言も引用しながら「いじめから子供の心と命を守り抜くことを第一義的に考える必要がある」と求めました。

町内防犯灯のLED化事業の受託者が決まったとの報告を受け稲葉市議は「トラブルがおきた時は、発注者である町内会連合会と事業者である市の連携の強化」「LED化の工事は地元工事業者への配慮が不可欠」と求めました。