2017年4月30日日曜日

政治の劣化、安倍政権倒すしかない

「格差と貧困、中間層の没落をどう解決する?」

「可処分所得の増大と将来の安心で」


「大門ゼミ」で大門参議が強調


 大門実紀史参院議員を講師に「大門ゼミinとかち~政治・経済キホンのキ」が23日開かれ、180人が会場を埋めました。インターネットの公開講座で好評の大門ゼミ、ゼミ生のマリリンこと木田真理子さんも参加しました。

 大門教授は、安倍政権の相次ぐ暴言・問題行動が続く原因について「おごり・政治の劣化。戦争法、共謀罪、憲法改悪と戦争する国づくりにすすむ安倍政権は倒すしかない。その力は市民と野党の共闘」と強調。その上で「今の資本主義はどうなっているのか」「株主至上主義が非正規、長時間労働を生み中間層の没落、格差と貧困を拡大。その解決を既存政治以外のトランプ現象や小池都知事誕生に。しかし解決できない。解決法は可処分所得の増大と将来不安をなくすこと」「安心できる社会保障で経済も良くなる」と処方箋を提起。会場からは次々と質問も出ました。


「地域経済・まちづくり」大門参議を囲む懇談会


 「地域経済・まちづくり」をテーマに大門実紀史参議と共産党十勝議員団などが懇談を行いました。冒頭、稲葉市議から「アベノミクスの地方創生・大企業の稼ぐ力から地方再生・地域の稼ぐ力へ」と題して十勝の現状や課題など報告。大門参議から「安倍政権の狙いと国会論戦。森国問題と戦争する国づくりの根っこは一つ」「地域に資本の論理がどのように表れているか、分析し地域の力をつけることが大事」と大門節が炸裂。参加者から基幹産業の農業と農協の役割、タックスヘイブン、カードローン問題など質問が相次ぎました。