2018年2月11日日曜日

一般財源の総額確保、住民要求実現に活用を

2018年地方財政計画学習会


 「2018年政府予算案・地方財政計画の特徴と課題」と題した学習会が札幌で開かれ、稲葉市議ら十勝議員団も参加しました。

 講師の党中央自治体局の金子さんは「政府の2018年地方財政計画は、来年度まで一般財源の総額が確保されている。十分ではないが、住民要求実現、地方の課題解決の財源はある。政府予算案と補正予算への批判と同時に、財源を住民福祉の向上のため、どう活用するかが大事」と強調されました。そのうえで①生活保護費の削減と関連施策への影響に関して②国民健康保険と介護保険の負担増・サービス後退を許さない③子育て・教育分野で公約実現を求めつつ実績を④公共施設等総合管理計画関連では、チェックと活用が重要⑤防災・減災事業⑥地方創生・地域経済振興、エネルギー政策など、についてその問題点と論点について解説されました。

総額確保と地方の乖離、消費税の損税問題、地方債の借換えなど
 について稲葉市議は、「現行制度の中でも財源確保が必要」と問題点を指摘しました。