2013年8月18日日曜日

「アベノミクス」の強硬で暮らしはどうなる-渡辺治一橋大名誉教授が記念講演

「参院選の結果と安倍政権」と題して記念講演を行った渡辺先生は、参院選で「二大政党制が崩壊」し、アベノミクスへの対案を示した日本共産党が躍進したことを強調。

自民党圧勝の要因について、一人区での圧勝、人口の少ない県での圧勝、民主党の後退で「二大政党制の崩壊と保守多党制がはじまった」と指摘。

その一方で、「日本共産党が東京、京都で第2党になるなど構造改革転換を求める国民の期待を集めた」とした。

アベノミクス第3の矢で構造改革は新段階に。「なぜ安倍政権はTPP交渉参加を急ぐのか。

原発再稼働を急ぐのか」とアメリカと財界の強い圧力を指摘し、「公的社会保障の削減と一体のものとして進められる構造改革路線の再起動」と強調しました。