イラク戦争「誤りを認めない国家の異常性」
「みんなで憲法を読む会」
憲法記念日の3日、憲法を守り活かそうと「2014年5月3日に日本国憲法を読む会」が開かれ、130人が参加しました。
和田士幌町議夫妻の小学生のお孫さんが憲法前文を朗読した後、参加者で憲法の各条文を読み上げました。
その後、児童文学者の加藤多一さんが「憲法9条、そして第1条のこと」と題して記念講演しました。
加藤さんは「言葉は社会の構造の産物」と指摘し、「無責任な言語」が増えていると強調。「敗戦を終戦」「占領軍を進駐軍」「武器を防衛装備、輸出を移転」と「あいまいな言葉で国民をごまかしている」と訴えました。さらにイラク戦争について「米国は間違っていた。英国は誤っていた」と誤りを認めたのに「日本政府は責任を認めようとしない」「曖昧な言葉に騙されないで憲法の理念実現を」と強調しました。