稲葉市議の提案が実現
市議会総務文教委員会で18日、稲葉市議が求めていた滞納整理マニュアルが完成したことがあきらかになりました。
貧困と格差の拡大で税や国保料などが払いきれない市民が増える中で、滞納者に対する差し押さえなど増えています。
稲葉市議は「滞納整理は支払い能力が在る者には差押えなど必要だが、支払い能力のない者には執行停止など納税緩和措置が必要」と求めてきましたが、1円からの差押えが行われていました。
「税法で規定されている差押え禁止財産など庁内で共有し、違法な差押えはなくすべき」とマニュアルの作成を求めていましたが、「8月に完成した。庁内で共有したい」と答弁がありました。
消防広域化「岩内など中札内から出動、増強すべき」
消防広域化に係わり「出動区域の見直し」が報告されました。
帯広に係わっては7か所。芽室、幕別地域への市消防の出動が6か所、岩内地区などへ中札内消防が出動と見直しが計画されています。
稲葉市議は「中札内消防はポンプ車1台、救急車1台で14名の職員が対応。岩内などが加われば出動件数が約2割増えることになり、消防力の増強が必要」と求めました。