2014年12月21日日曜日

消防広域化「自賄方式を残したままは禍根残す」

市議会 党市議団は広域化に反対


 市議会12月議会最終日の16日、消防広域化の事務組合設立に党市議団は反対しました。
06年消防組織法が改訂され消防の構造改革、全国で消防の広域化がすすめられました。北海道も広域化の計画を作り、十勝は6消防本部を統合し19市町村を一つの消防本部が管轄する計画が示されました。しかし、各消防本部はこれまで自治体消防として地域住民の生命と財産を守ってきた歴史があり、消防力の充足状態もまちまちでした。財政力、消防力、歴史の違う消防が、統廃合するには様々な問題が在り、北海道ではほとんど進みませんでした。全国でも最大規模の消防本部の設立になるにもかかわらず、財政問題を先送り、自賄方式を残したままの広域化は、「将来に禍根を残す」と党市議団は反対しました。

「秘密保護法廃止廃止を求める陳情」
  党市議団は賛成、自民、公明会派は反対


 市内の21名の弁護士が連名で提出した「秘密保護法の廃止を求める陳情」は、稲葉市議が「市民の基本的人権と安全を守る立場から採択すべき」と求めましたが、自民党系会派、公明会派が反対し否決されました。