2016年4月10日日曜日

地方消費税増えて交付税減る。負担増えるだけ

市議会予算委で稲葉市議


 市議会予算審査特別委員会で24日、稲葉市議は歳入で質疑しました。
 地方消費税で財政が豊かになると国は言っていましたが、消費税による不況で市民税は減少し、地方消費税が入っても120億円も歳入が累計で減っています。稲葉市議は具体的数値を示しながら「消費税は5億円増えたが、地方交付税は12億円減少。さらに帯広市の消費税損税は12億円。消費税法に0税率を導入し損税を解消し、消費税増税が地方自治体の財政の悪化を招くと強く国に求めるべき」と求めました。

地方交付税「5年間で9億円も少ない。是正を」


 また、地方交付税の市民税所得割が実際の計算より少なく交付されていることを指摘。その実態を質したところ「27年度は1億円。毎年2億円前後が少なく交付」と答弁。稲葉市議は「5年間で9億円も少ない。法人市民税と同じように精算方式を導入すべき」と求めました。

基地交付金「固定資産税より7億円少ない」


 また帯広駐屯地の基地交付金は2億円。本来他の国・道の施設のように固定資産税相当分が公布されるべきであり、7億円も少ない」と国の制度改善を求めました。