2016年5月22日日曜日

十勝の取り組みに確信持って更なる発展を

十勝まちづくり研究会第6回総会


 十勝まちづくり研究会の第6回総会が7日開かれ、「子ども白書2015」出版記念リレートークも行われました。


 北海道自治体問題研究所小田清理事長が「アベノミクス・地域づくりにかけているもの~十勝のまちづくりから学ぶこと」と題し記念講演を行いました。小田先生は「昨年の戦争法により、『新3本の矢』でいよいよ富国強兵化が加速される」と強く批判。また、道内主要圏域における住民の転入数転出数をグラフで示し「帯広圏は周辺からの流入はあるが、他地域への流出が少ない」「帯広・十勝は、地場産業の発展から加工・販売へと幅広く産業を広げていることや、新しい地域づくりの取り組みとして自然エネルギーの活用など学ぶべき取り組みが多い」と強調しました。

「貧困の拡大は社会保障の貧困の現われ」


リレートークでは稲葉市議が「帯広市の貧困と格差の現状」について報告。「デフレ不況の20年間で生活保護は2倍、年収200万以下のワーキングプアは4人に1人に。所得の再分配機能の回復等具体的対策が必要」と強調しました。