2016年5月29日日曜日

相次ぐミス「全体の奉仕者という意識の欠如」

市議会総務委で稲葉市議


 23日開かれた市議会総務委員会で稲葉市議は、生活保護費の過大支給など相次ぐ事務の不適切処理に対し質疑しました。

 稲葉市議は「生活保護の過大支給、ガスバーナーによる失火、マイナンバーの誤送付など相次ぐ不祥事は、不適切処理と言うものではなく財産権の侵害、個人情報の漏えい等市民の基本的人権の侵害という認識が欠如している」「一人ひとりの職員が全体の奉仕者という意識を常に持ち、自らの仕事が市民の福祉の向上にどうのようにかかわっているか、想像力を働かせて働くことが求められている」と指摘しました。

「人口ビジョンでも東京一極集中は是正されない」


 47都道府県の人口ビジョンが出そろいましたが、少子化対策・東京一極集中の是正と言いながら、各県の人口ビジョンの集計を見ると東京への人口集中は10・3~11・4へと集中が進む結果となっています。稲葉市議は「国のワークシートに数値を入れるだけでは、問題点は解決しない。十勝の市町村の数値も分析し、目指すべき十勝の姿を市町村で共有することが重要」と市町村連携を求めました。