2016年7月31日日曜日

マイナンバーカード~通知カード2,089件未届け

「番号がなくても行政手続きは可能」


「番号の利用情報は書面で開示します」
市議会総務委で稲葉市議


 市議会総務委員会が25日開かれ、稲葉市議は「マイナンバー制度」について質しました。

 マイナンバー制度は、国民一人一人に番号をつけ、税や社会保障など管理するシステムで今年1月から稼働しています。稲葉市議は「制度は番号を国民に通知することが前提。現在、番号を市民に届けていない件数は」と質すと「2089件」と答弁。「法律は全ての市民に番号を通知する義務を市長に課している。いつまでに届けるのか」との問いに「可能な限り本人に渡るよう努力する」としか答えられませんでした。

 さらに「番号なしでの行政手続きは」と質すと「不利益のないよう配慮している」と答弁。「番号がどのように使われているか確認するには」との問いに「利用情報は書面で開示する」と答弁がありました。稲葉市議は「全員に番号も届かず制度が成り立っていない。中止を」と求めました。