2016年7月31日日曜日

人口ビジョン「2020年に出生率1・60」

十勝管内全域を視野に入れた総合戦略を


 稲葉市議は、帯広市人口ビジョン・総合戦略について質しました。

 人口ビジョンは、東京一極集中を是正し出生率を上げ人口減少に歯止めをかけることを目的に2060年までに現行の合計特殊出生率を1・38から2・07に引き上げることを目標に作成され、その具体策を総合戦略として示しています。

 稲葉市議は、今年1月1日の住民基本台帳の人口動態から「十勝は帯広と近郊町村の人口減少は少なくなっているが、その他の町村の人口減少率は全国・全道平均よりはるかに大きくなっている。他町村との人口ビジョン・総合戦略を制動させ、十勝全体としての人口政策を築くべき」と求めました。

「総合戦略に働き方改革を」


 国は1990年から少子化対策を次々と行ってきましたが、まったく効果が上がりませんでした。「その原因を明らかにしながら具体的対応策を示さなければなりません。その一つが『働き方改革』であり、若者が生活し結婚・出産の願いをかなえられる雇用環境の整備を評価の中に取り入れるべき」と求めました。