2017年8月20日日曜日

核兵器禁止条約から廃止へ

核兵器のない世界へ歴史的な転機


世界大会へ十勝から15名が参加


 終戦記念日の15日、稲葉氏ら3人の市議団と佐々木とし子衆議候補は、市内全域で宣伝を行いました。

 戦後日本は「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにする」ことを決意したにもかかわらず、安倍政権は、集団的自衛権行使の容認し、さらに秘密保護法、戦争法、共謀罪など強行、憲法9条の改悪にまで言及するなど戦争への道をひた走っています。

 歴史上初めて核兵器を違法化する核兵器禁止条約が国連で採択されたにもかかわらず日本政府は、国連会議にも条約にも参加しないことを明言。被爆者や被爆地、多くの国民から厳しい批判と抗議の声が上がっています。「安倍政権を倒し解散・総選挙で核兵器禁止条約にサインする政府を作ろう。憲法を守り戦争法など廃止する政府と国会を作ろう」と訴えると、声援が寄せられました。


核兵器禁止から廃絶へ多彩な取り組み

帯広市核兵器廃絶平和都市宣言


 帯広市は1991年「核兵器廃絶平和都市宣言」を行い、毎年、核兵器廃絶と平和の大切さを考える催しを行っています。



 「核兵器禁止条約」が国連で採択された今年は、7月27日から8月2日まで市民活動交流センターでヒロシマ・ナガサキ原爆写真展、3日~9日まで市民ホールで語り継ぐ核兵器廃絶・平和展、9日には平和コンサート、5日には戦争体験者による語り部の会を図書館でおこないました。こうした取り組みを通じ、市民とともに「宣言」の実現に向けた取り組みを行いました。

「核兵器禁止条約」の批准を国に求め、市民が「ヒバクシャ国際署名」 


 帯広市核兵器廃絶平和都市宣言は「世界唯一の核被爆体験国である日本に住むわたしたちは、広島・長崎の惨禍をくりかえさないよう、全世界にむけ核兵器の廃絶と戦争の根絶を訴えつづけなければなりません。」と呼びかけています。その実現のため、ヒバクシャが訴える国際署名にも取り組んでいます。