2017年9月17日日曜日

帯広市の人口「自然減が拡大、社会減は縮小」

市議会総務委で稲葉市議


 30日の市議会総務委員会で稲葉市議は、人口ビジョンと総合戦略について質しました。

 帯広市の人口動態について質すと「自然現象は拡大。社会動態では首都圏への転出は減少傾向だが、札幌圏への転出、特に20代女性の転出が増えている。近隣3町へは増減0に、管内からの転入も減少傾向」と答弁。稲葉市議は「人口ビジョンでの展望人口は現状から推計。現状が変われば推計値も変わる。2035年人口も5年間で6千人も減少。適宜見直す必要があるのでは」と質しました。


「生涯未婚率の増=非正規雇用の増加、自然増は雇用の安定化が必要」 


 稲葉市議は、2000年と2016年の比較で「非正規雇用率が167%、生涯未婚率184%、婚姻数78%、出生数76%と雇用と結婚・出生に相関関係がみられる。人口減少を止める総合計画を推進する基本目標、KPIを設けているが、雇用と結婚、子育てに関わる指標を持つべきではないか。非正規雇用率の減少、未婚率の減少、出生数の増加、出生率1・6、望む子供の数を産み育てられる事など設けるべき」と求めました。