2017年9月17日日曜日

ゴミは「燃やさない、埋めない」

限りある資源の再利用をめざして


林地未利用木材で1万1千戸の電力発電

稲葉市議ら現地視察


 ごみ焼却場の新くりりんセンターの建て替え問題を契機に環境問題からごみ行政を考える「新くりりんセンターを考える会」が市民運動として設置され、毎月1回の学習会が行われています。9月6日、苫小牧のバイオマス発電所、富良野のリサイクルセンターを視察し、稲葉市議も参加しました。


 苫小牧バイオマス発電所は2月から稼働し、未利用間伐材など利用することで32円/kwhで販売、年12億円売電を予定し、約1万1千戸の電力使用量に匹敵する量を発電していました。道内の66%を占める森林の育成と未利用林材の有効活用で資源の地域循環ができます。

 富良野市はごみ処理基本計画で「ごみを燃やさない、埋めない」とし、焼却場廃止、可燃ごみの固形燃料化、生ごみのたい肥化を推進。ごみを14種に分別を市民一体で取り組み、限りある資源の再利用化を進めています。