2017年10月22日日曜日

収入が4千円増え、保険料2万6千円アップ

市議会決算委で介護保険料の減免を提案


 市議会決算審査特別委員会で稲葉市議は、介護保険制度での保険料減免規定について質しました。介護保険料は収入と住民税非課税を組み合わせ15段階に区分されています。しかし住民税非課税を組み合わせることによりわずかな所得の増加が、その何倍もの保険料の増加につながる場合があります。稲葉市議は「年金収入が4千円増え、保険料が2万6千円超増えた事例を紹介。介護保険料の減免規定が線引き規定のため必要な人の減免に対応できない。担税力がない人への対応可能な制度改善を」と求めました。

「生活保護は生存権のセーフティネット。年金など社会保障の拡充で生活保護は不要になる」


 稲葉市議は「生活保護は憲法25条に基づく生存権のセーフティネット。生活できる年金や障害年金、児童扶養手当や失業保険制度の改善で生活保護利用者の大半は、社会保障制度で生活できるようになります。まずは社会保障制度の拡充で格差を是正すべき」と主張。また被保護者の自立支援について「釧路市が行っている『中間的就労』という考え方で、被保護者が生活にメリハリと報告が。保護廃止目的ではい就労支援を」と求めました。