2017年10月29日日曜日

見附市「地域の減災力を高める」

市議会総務委が行政視察


 市議会総務委員会は「水害における減災力」について新潟県見附市を行政視察しました。

 見附市は平成16年水害で床上・下浸水2千棟超だったものが、平成23年水害では5百棟弱にまで抑えることができました。見附市では16年水害の災害検証を各部横断で63項目について検証。河川のハード整備の他、ソフト対策として、気象会社による雨量情報の入手、水害時非常配備・避難情報発令基準の整備、情報の発信、災害対応管理システムなど整備を進めていました。さらに防災訓練では、年間、人口の4分の1が参加する防災訓練、中学ボランティアの参加組織も地域ぐるみの防災力向上に役立っていました。そうした取り組みの成果として、23年水害における減災につながったと報告されていました。帯広市における減災力強化も、各部横断の検証とやるべきことをやりきる姿勢が重要と感じました。

「施設点検と予防保全」公共施設の経営基本方針            


 鳥取市では「公共施設経営管理計画」について視察。財産経営課を作りマネジメントし、施設点検と予防保全で施設の長寿命化を図っている仕組みは参考になると思いました。