2018年3月4日日曜日

払いすぎた税金取り戻そう!~介護認定者の「障害者控除認定書」

「共産党の提案で実現、年1千件に交付」

「申請会」で稲葉市議


 介護認定者の「障害者控除認定書」の集団申請会が行われ、稲葉市議が制度の概要と経過を説明しました。

 所得税法の障害者控除は、障害者手帳を有する者などに限られていますが、「介護の必要なお年寄りにも障害者控除を認めてほしい」という市民の願望に応えるものになっていませんでした。

 稲葉市議は「2002年議会で取り上げ、実現することができた。それから毎年、集団申請会を行い、今では1千件以上の認定書が発行されている。収入が減り社会保険料が上がり、手取り収入が減少する中で、払いすぎた税金を取り戻す工夫も必要」と強調。具体的に社会保険料や医療費の控除、減免申請や「扶養」の考え方について説明しました。そして「住民税非課税枠の活用は、介護保険料や福祉サービスを受ける上で大きなメリットがある」と説明しました。