2018年3月25日日曜日

貧困の拡大「支払能力のない滞納者には減免」

「差押えルール=生活費は差押えできない」


 総務費で稲葉市議は、滞納処分に関する質疑を行いました。格差と貧困が拡大するもと、税などの滞納が増えています。滞納者には「支払能力のある者」と「無い者」があり、「ある者」には「分納、差押え」、「無い者」には「猶予や執行停止」が法で定められ、「差押え」には「生活費や年金などの差押え禁止のルールがある」と質したところ、「その通り」と答弁。

 「年金2ヶ月で8万円弱、預金1万9千円から1万7千円を差押え。差押え禁止ルールに違反した行為。差押えではなく、生活再建の支援を行うケース。子どものいる差押えについても教育委員会などとの連携がない。情報を共有して対応すべき」と強く求めました。


小規模修繕登録制度「4割1億円の事業に」


 稲葉市議は小規模修繕登録制度について「小規模事業者の受注拡大の制度で1件単価も10万円強。国の小規模企業基本法にも対応する事業であり、50万円以下の修繕工事が対象となり、現在、対象工事の34%約8千万円の発注を、5割をめざし当面4割、1億円の発注を目標に取り組むべき」と質したところ、「2年で全登録業者への発注など工夫していきたい」と答弁がありました。