広域消防議会で稲葉市議が提案
とかち広域消防議会が21日開会され、帯広西出張所と緑ヶ丘出張所を統合し、柏林台に移設・新築する議案を提出しました。
稲葉市議は、移転・新築される消防出張所が防災拠点施設の強化との報告に、「防災拠点の機能と地域性について」質したところ「柏林台地域を中心とした地域住民の安全性の向上、地域住民の防災訓練や講習にも開放していきたい」との答弁がありました。
訓練施設「住宅密集地に配慮が必要」
また出張所に併設される訓練施設について「帯広市有数の住宅密集地であることから、高所から見下ろしたり住民生活への配慮が必要」「救急車両の出入りが、幹線道路に面しており、安全性への配慮・工夫も必要になる」と提言しました。
出張所の電源は「自家発電の整備を」
新しい出張所に非常用のエンジン発電機を設置するとの報告に「将来を考えると化石燃料に頼るのではなく、再生可能エネルギーで自家発電を目指すべき」と提案しました。