2018年11月18日日曜日

地産地消「生乳の集荷とメタンを一緒に集荷」

自家発電のよつ葉乳業を視察


 9月6日のブラックアウトで道内39カ所の生乳加工工場のうち、2ヵ所だけが稼働し農家からの生乳を受け入れることができました。その一つが音更町にあるよつ葉乳業十勝主幹工場でした。自家発電の現状と生乳の受け入れを継続してきたことへの表敬も含め紙智子、岩渕友両参院議員と畠山和也前衆議、佐々木とし子道議候補、稲葉典昭市議らが訪問しました。

 案内の河瀬工場長・常務執行役員は「十勝主幹工場は、日本最大級の工場で毎日、ローリー135台、十勝の53%の生乳を集荷。集め続ける責任がある。普段から落雷など不意の停電に備え自家発電を行っている。ブラックアウトにも対応でき、農家の利益を守ることができた」と話しました。

 十勝の酪農地帯では、牛のふん尿からメタンガスを製造していますが、将来、生乳を集荷するミルクローリーが牛のふん尿から製造したメタンガスを一緒に集荷して、生乳を加工するエネルギーも一緒に集荷する、新しい産業モデルを垣間見ることができました。