2019年12月22日日曜日

戦闘ヘリが帯広駐屯地使用「住民不安の払拭を」

市議会総務委で稲葉市議


 1月以降に予定されていた日米共同訓練の概要が発表されました。危惧されていたオスプレイの十勝飛行場の補給拠点はありませんでしたが、米海兵隊の対戦車戦闘ヘリなどの補給拠点に使用されることがわかりました。

急遽、総務委員会が開催され米沢市長が、経過報告を行いました。日米共同訓練は1月22日から2月8日までに日程で行われ、帯広駐屯地には、米海兵隊のAHー1対戦車ヘリ2機、UHー1ヘリ2機が整備のため常駐。整備部隊も約100人常駐するとのことです。

 稲葉市議は「毎日、北海道大演習場や矢臼別演習場に離発着を繰り返すことになり、騒音対策での『3者協定』を守るとの約束は遵守されるのか。夜間飛行など事前の地域住民への案内はあるのか。100名の海兵隊員の宿舎と事故・事件は国内法で対応できるのか」など市民の不安について見解を質しました。

オスプレイの十勝飛行場使用への「意見書」可決


 十勝飛行場をオスプレイの補給拠点化について「市民の不安は払拭されていない。丁寧な説明を」と全会一致で意見書を可決しました。