2020年2月2日日曜日

日米訓練のヘリ「簡易騒音測定、夜間運航の周知」

市議会総務委で稲葉市議に答弁


 市議会総務委員会が21日開かれ、稲葉市議は、「日米共同訓練における帯広駐屯地の使用について」質しました。

 日米共同訓練に参加する米海兵隊の攻撃型ヘリなど4機は、帯広駐屯地を駐機場としますが、「8時から17時の使用時間外の使用がある場合の住民周知」について質すと、「17時以降の飛行場の使用については、16時頃わかるためホームページやFBで周知」と答弁があり、SNS環境のない近隣町内会長については「要望があればFAXで知らせる」と答弁。騒音測定についても「簡易式の測定器で測定し、ホームページで結果を公表する」と答弁があり、実施されています。

「帯広駐屯地は訓練場でない。駐屯地外での海兵隊員の公務はない」


 稲葉市議は「帯広駐屯地は日米共同使用の基地であり、日米地位協定は第3条で共同演習の際には、国内法適用除外の排他的管理権が適用される。今回の演習では帯広駐屯地での演習はないと繰り返しの答弁もあり、米軍ヘリの管理に入っている米海兵隊員は、公務で駐屯地の外に出る必要性はない」と確認を求めました。