臨時市議会で稲葉市議
「牛乳パックは燃やさず資源に」

稲葉市議は「子どもが洗浄するのは危険なので中止するのは賛成。しかし、燃やすのは温室効果ガスを発生させ地球温暖化を促進するので反対。学校プールの職員など閉鎖してる施設の職員に防護をしたうえで洗浄し資源化すべき」「気候変動と感染症は、自然と人間との間の物質代謝のかく乱ということでは同じ根。資源を安易に償却すべきでない」と求めました。
さらに「休校中の給食費を返還しているが、就学援助の世帯には、要保護には返還、準要保護には不支給と対応が違う。給食が無い中、満足に食事がとれない子供に、食材を提供するか、給食費を返還して対応すべき」と求めました。さらに「収入減の対応が必要」と求めました。
住居確保給付金「昨年1件、今年の相談132件」
「職員の派遣など相談体制の強化が必要」
新型コロナの影響で収入が激減し住居を失う可能性がある人に支援する住居確保給付金制度の要件緩和がされ、帯広市では、昨年1年間の申請件数が1件だったのに対し、今年4月は75件、5月13日で57件と激増していることが、稲葉市議への答弁で明らかになりました。さらに生活保護制度の相談件数を質したところ昨年と変わらない実態が明らかになりました。
稲葉市議は「全道では前年比2割増しで相談が増えているようだが、帯広では住居確保給付金は激増、生活保護が前年並み、相談体制に偏りがある。厚労省の事務連絡にも、生活困窮者自立支援法による機関への職員の派遣を行うなど相談体制の強化を求めており、総合的な相談に乗れる体制強化を」と求めました。
学童保育「休業中の施設や人材の活用を」
児童保育センターも限定保育を行っていますが、学校休校中は一日保育になり、加算が補正予算として提案されました。稲葉市議は「学童保育の基準は一人1・65㎡、3密を避けるというには程遠い。自粛中は、休業している学校施設や社会教育施設の活用など行い、図書館司書や学芸員、スポーツトレーナーなど人的資源の活用で子どもたちに変化を」と求めました。