市議会予算審査特別委員会で稲葉市議は、消防費について質しました。
市民の命と財産を守るため日夜、常備防災力として最前線にいる消防には、消防力の整備指針があります。
その充足率について質したところ「職員、署所、車両は1 00%、水利99%」とほぼ充足している事がわかりました。
職員について「55歳以上、経験30年以上が3分の1を超え経験の継承が課題」と質すと「経験に勝るものなし。若い職員への教育と再任用制度の活用で補っていく」と答弁。
消防車両について「台数はそろっているが20年以上使用しているものが、ポンプ車で半数超。計画的な更新を」と求めました。
また、「管内五つの消防本部の消防力を見ると消防力の充足率にバラつきがある」と指摘し「帯広市の消防力が100%なのは、基準財政需要額を超える消防費を投入してきた結果。
広域化を行い消防力を充足させるために、帯広市の負担はないのか」と質したところ「消防力の差はある。十勝圏で消防力を考えたい」「負担については財政シュミレーションを作成中」と答弁がありました。