2013年5月5日日曜日

市職員の非正規率が50・7%に 市議会予特委で稲葉市議

市議会予算審査特別委員会で稲葉市議は、職員費について質しました。

帯広市の職員は、正規職員1388人、非正規1427人で、ついに非正規職員が正規職員数を上回りました。この5年間の比較で、正職員は78人減り、非正規職員が67人増。残業は一人当たり70時間から104時間に。有給休暇消化は10・3日から8・9日に。職員費は9億円減少し、委託などの物件費は10億円増。

職員を減らして残業が増え、非正規職員と委託費が増えるという実態が明らかになりました。

稲葉市議は「行革と言う名で職員を減らし続けてきたが、市民福祉の増進・市民サービスの向上に職員の果たす役割は欠かせない。

ガイドラインで健康に悪影響を及ぼす可能性のある45時間を越える残業をして言える職員が426人にも及ぶ実態を直視し、適切な定数管理を行うべき」と求めました。


また非正規雇用職員の再雇用について、地方公務員法を明らかにしながら「総務大臣が臨時・非常勤職員について雇い止めがないよう助言したいと述べており、総務省からの通知に基づき雇い止めはすべきでない」と求めました。