17日の市議会総務文教委員会で稲葉市議は、消防広域化について質しました。
稲葉市議は、北海道が第2次広域化推進計画素案を出したのを受け、3月までに道内68消防本部を23に減らす広域化の計画が、2か所しか実施できなかった原因について「消防署所間の距離が大きくメリットは見込めない」「専任化が困難でメリットが見込めない」ことを挙げていることを指摘。
「管轄面積は、全国の平均420km2に対し北海道の平均1264km2と3倍、十勝はさらに広い1805km2もあり、全国の4・5倍にもなり、よりメリットが認められない」と強調しました。
さらに「広域化による非効率の解消を求めていますが、人口千人あたりの消防職員数でも人口1万人当たりの消防署所数でも非効率は解消できず、解消しようとすれば現状から大きく後退することになる」と広域化が現状の消防力の低下につながると指摘しました。
議員研修会「議会を活性化」市議会主催の講演会「委員会中心主義と常任委員会の在り方」が廣瀬明大教授を講師に行われました。稲葉市議も議員間討論の在り方について発言しました。