6月議会で付託された「年金2・5%の削減中止を求める意見書の提出を求める陳情書」は、9月定例会の初日、共産党市議団、民主市民連合の賛成少数で否決されました。
陳情書は厚生委員会に付託され、7月の委員会で内田豊さんが提出の趣旨説明を行い、3度の委員会で質疑を行いましたが、委員会で否決。
9月定例会本会議で日本共産党の杉野智美議員が陳情への賛成討論を行いました。
討論では「年金は高齢者に直接給付される収入であり、高齢者の生活を支える命綱」「年金制度の維持には、非正規雇用労働者をはじめとする年金制度を支える若い世代の雇用状況を改善するなど雇用と社会保障制度の抜本的改革が必要」「高齢者と地域経済を守るためにも年金の削減はすべきでない」と陳情の採択を求めました。
採択の結果、市政会、緑風クラブ、公明党、新政会の反対で陳情は不採択となりました。