帯広革新懇は8日、道治維法同盟宮田汎会長を講師に「いまなぜ秘密保護法」と題する学習会を開き、会場が溢れるほどの参加者で埋まりました。
宮田氏は「9条改憲を展望し96条の改悪を目指したが、世論の反対で断念。集団的自衛権の行使という解釈改憲で米国と戦争できる体制めざし、その第1歩として秘密保護法案を提案。戦争への道へ安倍内閣の陰謀」と厳しく批判。
「特定秘密を指定するのは首相で、何が秘密に指定されているのかわからないので市民が突然逮捕されることもある」「情報をもらした者も取得する側も最高10年の懲役で処罰」とその危険性を指摘しました。
「特定秘密」は国会議員も中身を知ることができず(国会の権能の侵害)裁判になっても罪状を知ることもできない(裁判の公開の否定)憲法違反の法律であり、「国民の力を総結集して、廃案にするしかない」と訴えました。