「貧困対策会議を設置し、貧困対策を」
市議会3月定例会で10日、稲葉市議が一般質問を行いました。
稲葉市議は、内閣府の国内総生産速報値から「アベノミクスの限界があらわになってきた」と指摘、帯広の景況について質したところ「景気回復の実感がいきわたっていない」と答弁。
市民の暮らしの「貧困と格差」の現状を示しながら、「『脱貧困宣言』を発し、庁内横断の『貧困対策会議』を設置、『貧困対策計画』を定め、まちづくりの根幹として貧困対策を進めるべき」と提案しました。
「何らかの社会的支援な必要な方に対し、しっかり対応していくことが重要。こうした取り組みがすべての市民が幸せを感じられるまちにつながっていく」と答弁がありました。
市民の声「消費税増税中止を求めよ」
市民の所得が増えない中での消費税増税は、暮らしと地域経済に破壊的な影響を与え「貧困と格差」をますます拡大するとして、市長は「4月からの増税中止を求めよ」と訴えました。