「正職員は、残業が増え病気が増える」
稲葉市議は市職員の現状について「行革が始まった2000年からの職員構成の推移と残業、健診、病休の現状について」質したところ「職員は274人減り、非正規職員の割合が5割を超えた。1人あたり残業時間は、40時間台から110時間に。有給取得は、11日から8.4日。健診における有所見率は約5割から6割、求職者も5年前の10人から18人に増えている」と答弁がありました。
稲葉市議は「職員が減り身分が不安定な非正規職員が職員の半分を超える。職員は、残業が増え、体を壊す人が増えている。職員定数に問題があり、適正な見直しが必要」「非正規職員の身分の安定が必要」「年休完全取得で経済波及効果5億円。さらに残業もなくせば、300人の雇用が生まれる」と国の試算も紹介しながら職員の適正化と雇用問題の改善を求めました。
「市発注の工事現場で働く労賃の適正化を」
稲葉市議は「公共工事の労働者の積算労賃が今年度、2度も引き上げられたが、労働者に行き渡っているのか」と道の調査で3割近くが引き上げられていない現状も示しながら追求、「監視できる仕組みを」と求めました。