市議会予算審査特別委員会で稲葉市議は耐震改修対策について質しました。
北海道が初めて地震における被害想定を公表、建物崩壊が11、145棟、これまでの想定の約5倍となっています。
帯広市が持っている耐震改修促進計画では、H27年度までに耐震化率90%を目指していますが、現状について質したところ「戸建て住宅80%、耐震化残5170棟」と答弁。
稲葉市議は、あと2年で90%の耐震化は不可能、耐震改修促進法が改訂され計画の見直しと前倒しが必要と具体的対策を求めました。
税の滞納処分=差押えに「取扱い要領が必要」
稲葉市議は、税の滞納処分の在り方について質しました。
長引く不況の中で税の未納者が増え、滞納処分が激増。「支払能力が在るもの」については差し押さえなど必要ですが、「支払能力がないもの」については、納税の猶予、滞納処分の執行停止など適切な処分が必要です。千件を超える差押え処分を行う上で「個別・具体的実情を十分把握したうえで執行するため、取扱い要領が必要」と求めたところ「考えなければならない」と答弁がありました。