市議会議案審査特別委員会で稲葉市議は、太陽光発電について質しました。
市の環境モデル都市行動計画では、個人住宅3万5千戸に太陽光発電装置を設置する計画を持っていますが、大規模太陽光発電装置は、民間企業が設置を進めています。とくに町村の設置状況を見ると、19か所4万3千KWのうち管外大手が10ヶ所3万4千KW・80%も占め、地域の資源が管外に持ち出されています。稲葉市議は「地域の資源を地域で循環させる仕組みづくりが必要」と求めました。
生活困窮者自立支援「市が責任を持った運営を」
生活困窮者自立促進支援事業について稲葉市議は「経済的に困窮し最低限度の生活を維持することができなくなる恐れのあるもの、と言う法の規定と同時に、現に生活に困窮しながら生活保護を受給していない人も含めるべき」と制度の運用の拡大を求めました。
また相談事業を民間に委託して進めるという提案に対し、「事業の主体は福祉事務所が行うべきであり、これまで保護課が行ってきた自立支援事業のノウハウを生かして、庁内連携を密にすることで様々な困難を解決することができる」と直営で進めることを求めました。