「思想の弾圧 許されない!」
未来を信じ 弾圧に抗して」
明神勲道教育大名誉教授が講演
安倍内閣による集団的自衛権行使容認が閣議決定された直後の7月5日、「歴史に学ぼう 個展と講演の集い」がとかちプラザで開かれました。
治安維持法違反だと逮捕された松本五郎さんは「権力が法を拡大する恐ろしさを実感した」と語りました。
労組結成に加わりレッドパージで解雇された加藤秀雄さんは「着せられた汚名を一日も忘れたことはありません」と語りました。
記念講演「思想・良心の牢獄 治安維持法とレッドパージ」を北海道教育大学明神勲名誉教授が行いました。
明神先生は治安維持法の果たした役割、その犠牲者について述べながら「無政府主義者などを取り締まるもので心配ないと成立したが、民主運動、学問研究にまで拡大し多くの犠牲者を生んだ。秘密保護法は成立したが、国民世論をブレーキに改正や廃止を射程に運動を広げよう」と訴えられました。