原発をなくす十勝連絡会が学習会
原発をなくす十勝連絡会は11日、「東電の賠償責任を問う」と題した学習会をとかちプラザ開きました。
斉藤道俊弁護士の開会のあいさつの後、元全国商工新聞編集長の谷正幸さんが「東電の賠償責任を問う~被害者と共にたたかって」と題した講演を行いました。
谷さんは「東日本大震災直後に相双民商の支援のため南相馬市に入り、会員の安否確認から手を付けた。避難所は、三食おにぎりとパンと水の生活がしばらく続き、一段落してから生活と生業を守るため、東電に対する損害賠償の交渉を行ってきた」
「中小業者の①経営を守る②地域経済を守る③原発ゼロの力にする、の三つの意義を掲げ、渋る東電に対し自らの損害を自ら計算し直接請求する方式で、弁護士、税理士の力も借り、5月末までに95億円を超える賠償を勝ち取った」と話されました。
「損害賠償にも課税」
谷さんはさらに「実質破綻した東電は、税金の投入で賠償金など支払っているのに、国はその賠償金から税金を取り立てようとしている」と批判。課税するな、の運動も紹介しました。