2014年8月3日日曜日

第56回自治体学校IN仙台 「暮らしの再建、ふるさとの再生」


被災地で学ぶホンモノの地方自治

第56回自治体学校IN仙台が26日から28日まで仙台市で開かれ、稲葉市議ら党市議団も参加しました。

校長の八幡一秀中央大教授の開校の挨拶の後、杉原泰雄一橋大名誉教授が「憲法と地方自治」と題して記念講演をしました。




杉原先生は、日本では明治期以降、資本主義発展に地方の資源や労働力を利用する中央集権により地方自治が軽視されてきたと指摘。
戦後は、憲法に地方自治が明記されたが軽視されたと解説しました。

リレートークの最初は馬場浪江町長で「東電も国もいっさいの情報をくれず多くの住民を被曝させた。原発再稼働などとんでもない。一人一人の暮らしの再建。ふるさとの再生を」と訴えました。

大槻町の岩間保健師は、同僚3人を亡くしながら不眠不休で住民に向き合ってきた体験を報告。自分も含めメンタルケアを受けながら職員は地域の中で頑張っていると話しました。