自然エネルギーが生み出す地域の雇用
「再生可能エネルギーをいかす地域づくり」に参加。
大友詔雄先生が「自然エネルギーが生み出す地域の雇用」と題する基調講演。
大友先生は、地域で大量に使われている原油製品に代わるエネルギーを自給することによって地域に留まったお金が経済効果を生むと強調。
芦別市、足寄町など木質バイオマスを活用した地域循環を説明しました。
さらに耕作放棄地を活用した「エネルギー作物」の栽培について、牧草のバイオガスプラントで糞尿より4倍、サイレージだと7倍ものメタンガスが発生とドイツの実践を紹介しました。
そして「自然エネルギーの活用とは、地域を豊かにする取り組み」と強調。新しい産業と雇用が作られ、全ての地域で取り組めると訴えました。
「食料自給率1100%の地域でエネルギーの自給を」
稲葉市議は、食料自給率1100%の地域でのエネルギー自給の取り組みについて発言。
耕作放棄地のない十勝では、農畜産業と連携したバイオガスプラントが必要で、500頭に1ヶ所できれば1千ヵ所のプラントになり新しい産業と雇用が生まれると強調。
地域を挙げての取り組みにしたいと報告しました。