市議会総文委で稲葉市議
臨時福祉給付金の申請書類を1884世帯に二重送付した問題で前田副市長は31日、総務文教委員会で陳謝し対応策について発言しました。
稲葉市議は「事務処理のミスと言うが、昨年から連続して5回目。単なるミスではなく制度的欠陥と言う認識が必要」と厳しく指摘。
稲葉市議が6月の代表質問で度重なる市職員の不祥事について質した際、市長は陳謝するとともに「職員の知識や意識に加え、職務環境の要素なども含め要因を多面的に分析し…市民の信頼に応えていくことが何よりも重要」と答弁しました。
稲葉市議は「この市長答弁がどのうに実践されたのか。行政改善委員会で再発防止について検討しているというが、どうなっているか」と追及しました。
「不適正な事務にかかわる損害額とその賠償は」
さらに稲葉市議は「損害の実費、人件費、損害に関するペナルティなど損害額、委託契約における損害賠償」などについて質したところ、「把握していない」と答弁。
稲葉市議は「過去の例についても調査し、次回に報告を」と求めました。