2014年9月7日日曜日

「市民のスポーツ権を実現する施設に」

静岡市、加古川市の運動施設を視察


市議会総務文教委員会は25日から28日まで都市行政視察を行い稲葉市議も参加しました。18日は静岡市の清水ナショナルトレーニングセンター、27日は加古川市の総合体育館を訪問。

清水ナショナルトレセンは、スポーツの総合的人材の育成、市民が日常的に楽しく利用するための施設として整備されましたが、ワールドカップ準備のトレセンとしても位置付けられ、ナショナルトレセンとして利用されている期間は市民が利用できず、「サッカーに理解のある市民からも苦情が寄せられる」と説明がありました。

帯広の屋内スピードスケートリンクも市民の健康促進の施設として整備されましたが、トレセンの指定期間は市民の利用が抑制され、ナショナルトレセンは国が整備すべき施設と言うことが明らかになりました。






PFIは大企業が建設、20年間管理

加古川市の総合体育館はPFIを活用しましたが、神戸製鋼と鹿島建設が受託し、20年間の管理と補修を行うということで、「地元企業の参加は想定していない」とのこと。地域に密着しない施設づくりでした。