全国からの視察 3年間で57議会249人
「産業振興会議を地域経済のステータスに」-市議会 稲葉市議が提案
9月定例会で稲葉市議は、中小企業振興基本条例を活かしたまちづくりについて質しました。
振興条例では「中小企業は地域経済の振興・活性化を図る極めて重要な担い手」「中小企業の振興が、地域の発展に資するためにこの条例を制定する」とし、条例制定以来、数多くの視察を迎え入れ、この3年間の視察数を質すと、57議会249人の視察、他に大学の研究室も調査に訪れてていると答弁がありました。
慶応大学の植田教授は、産業振興ビジョンの課題と可能性について①行政担当者の専門性②地域経済・産業をリードしていく人材の育成、と報告。
稲葉市議は、市の考えを質すと同時に墨田区の事例を例示しながら、産業振興会議の重要性を強調。
「若手など人材育成のプロセスを確立し、研修とネットワーク研鑽をつみ産業振興会議の委員として中小企業振興を担い、そのことが一種のステータスとして地域振興につながる」と提案しました。