2014年10月12日日曜日

国保料 「生活を窮迫させる差押さえは中止せよ」

「2円の差押えは法律に反している」



市民の所得が減り「貧困と格差」が拡大する中でも安心して生活するには、いつでも医療が受けられる国民皆保険制度の拡充は喫緊の課題です。3人家族で年所得266万円、生活保護基準で47万円の保険料は払いきれません。高い保険料が滞納と医療の抑制につながっています。

稲葉市議は預貯金の差押えの中で「年収120万円以下、差押え1万円以下」の状況について質したところ「157件あり、平均収入45万円、平均預貯金額2万円、最低差押え額2円」と答弁がありました。

稲葉市議は「法律では月一人10万円以下の給料は生活費で差し押さえできず、差押えで生活が困窮する場合は、執行停止することになっている」と厳しく追及。

「差し押さえによって、生活が窮迫するような場合は、解除するなど対応する」と答弁がありました。

「病院医療費の減免と薬代の助成を」


また病院代の減免制度について「法律は、生活困窮者を想定している」と確認すると「減免の対象者は生活困窮者。市では「失業など一時的な困窮者を対象にしている」と答弁。

病院の無料低額診療における薬代の助成の求めには「国などの状況を注視」と答えました。