大飯原発運転差し止め判決
「人格権を電気代と並べて論議は許されない」
原発連 斉藤弁護士が講演

斉藤先生は、大飯原発差し止め判決を使い「生存(生命、健康)を基礎とする人格権が全ての方分野において最高の価値である以上、それを超える価値はない」「人格権と電気代を並べる論議は許されない」と原発の運転差し止めを決定した判決を「素晴らしい判決」と絶賛しました。また、当時の原子力委員会の近藤委員長による「最悪のシナリオ」(放射能被曝を避けるため250㎞圏を避難区域として自衛隊にも避難作戦立案の指示を出していたこと)を国民に隠していたことを厳しく非難。さらに「12月10日施行となる秘密保護法は原発情報を対象としており、集団的自衛権の行使容認は、たくさんの原発を有する日本にとって極めて危険な選択」と強調しました。