2014年11月23日日曜日

「なぜ2中と緑園中の統廃合なのか」~小中学校再配置計画~

市議会総文委で稲葉市議


 市議会総務文教委員会で稲葉市議は、「西帯地区中学校適正配置計画(原案)」に質疑を行いました。計画案は、2中と緑園中を統合し新たな中学校を緑園中の場所につくるというものです。

 小中学校の再配置計画は、H18年に策定され、市内を7地区に分け小学校12~24学級、中学校12~18学級以下は小規模校として統廃合するというものです。

 稲葉市議は、現状の過小規模校、小規模校の実態を質したところ「過小規模校9校、小規模校6校」と答弁があり、緑園中は含まれていません。しかも、計画では「過小規模校はすみやかに適正配置を行う」とされているのに、統廃合時期は決まっていません。計画全体が進行していない中で「2中と緑園中の統廃合を進める合理的根拠はない」と指摘しました。

「地域の将来人口の見通しとの関係がない」


 さらに、子どもたちが減り高齢化している地域を今後、どのような地域にしようとしているのか。将来見通しと総合計画、定住政策の関係はどうなっているのか」質しましたが、整合した検討はされていませんでした。まちづくりと学校問題は、統一的に考えるべきです。