2015年2月22日日曜日

第20回食と農のつどいに330人

安倍「農協改革」は地方破壊の道

「TPP参加に邪魔な農協つぶし」
「国民みんなではねかえそう」


 党主催で20回目となる「食と農のつどい」が11日開かれ、首長、議員、自治体や農協職員や市民、330人が参加し、立ち見が出るほどでした。

 紙智子参議は、最初に総選挙で躍進した国会は政治・政策両面で自共対決と報告。安倍政権が進める「農協改革」は、規制改革の焦点の一つで「外からの改革押しつけ」と批判。「農業を財界の利潤追求の場にしてしまい、TPP推進に邪魔な農協を弱対させる狙いがある」と厳しく批判しました。

 大田原北大名誉教授は「世界の農業の95%は5㌶未満の家族農業で、日本の農業は生産性が高く世界の希望」「家族農業を擁護してきた共産党は、世界的にみても大変な見識」と強調。「農業改革は、家族農業をつぶし、企業農業が狙い。しかし、規模では米・豪に勝てず人件費では途上国に勝てない」「農協の問題にしないでみんなの力ではねかえそう」と訴えました。