党市議団が「介護保険の提言」
党市議団は10日、「介護保険への提言」を米沢市長に提出しました。介護保険制度が改悪され、15年度からの帯広市第6期介護保険計画に反映されることから、「誰もが安心して利用できる介護保険制度を」と申し入れを行ったものです。党市議団は、介護計画が3年ごとに改定されるたびに「提言」として制度の改善を申し入れています。
今回は、介護保険料が初めて5千円を超え、要支援の介護認定者を介護保険から締め出し、特養の入居者も一律介護度3以上に限定、一定の所得の方の利用料を倍にするなど、介護保険制度そのものの存続にかかわる大改悪のもとでの計画となり、国の悪政の防波堤に帯広市がなるよう具体的提案を行いました。
「保険料の引き上げを抑える対策を」
「必要とする人が必要な介護を利用できるように」
提言は①市民にこれ以上の負担増は無理です。保険料、利用料の抑制を②必要とする人が、必要な介護サービスを受けられるしくみを③圧倒的に足りない介護基盤の整備を④介護・医療労働者の人的確保・処遇改善を⑤介護保険の改善・拡充を国に要望を、の5つの柱です。