2015年2月8日日曜日

2中・緑園中の統廃合の合理性が崩れている

市議会総文委で稲葉市議


 20日開かれた市議会総務文教委員会で稲葉市議は、2中・緑園中の統廃合問題について質しました。

 帯広市は平成18年「小中学校適正配置計画」を策定し、小学校で18学級、中学校で15学級を目安にして小中学校の適正化を図るとし、小学校で8校中学校で5校削減、H27年度までに小学校5校中学校4校削減するとしました。H23年計画は見直され、削減計画は凍結されましたが、2中・緑園中の統廃合計画だけが進められています。稲葉市議は「小規模校、過小規模校の適正配置を進めるとしているが、2中、緑園中より小さい学校が小学校で3校、中学校で2校、さらに農村地域の小中学校があり、2中・緑園中の統廃合を先行させる根拠が崩れている」と厳しく指摘。「客観性、合理性について説明しなければならない」と答弁がありました。

「地域の理解が大事と思っている」


 今年伏古村が編入され百年、2中も地域の土地提供や労働奉仕で建設された歴史があり、稲葉市議は「この歴史を蔑ろにした押し付けは、地域に受け入れられない」と指摘。「地域の理解が大事と思っている」と答弁がありました。