2015年3月1日日曜日

十勝まち研がフォーラム~住民が豊かに暮らせるなら消滅しない

「自治体消滅論」(増田レポート)に反撃

「TPP参加~十勝一体で反対を」


 十勝まちづくり研究会は14日、「自治体消滅論の狙い、地方創生で地域は再生するか」と題するフォーラムを行いました。

 道自治研理事長の小田清北海学園大教授は、50%の自治体が消滅するとした増田レポートについて「地域の住民が豊かに暮らせるならば、自治体は消滅しない」と強調。「逆に大都市圏の方が危ない」と警鐘を鳴らしました。さらに地方創生について「政府は地方に責任を押し付けようとしているが、そもそも誰がこのような地方にしたのか」と強く批判しました。

 高橋本別町長は「どの自治体も頑張っている」と福祉のまちづくりなど自身の取組みを紹介し、安倍政権のTPP交渉推進を強く批判。「十勝一体で反対を」と呼びかけました。

 稲葉市議も、地域循環型経済と自然エネルギーの活用、広域行政と地域の自立について発言しました。