2015年3月15日日曜日

「脱貧困宣言」で暮らしの安心

地域循環型経済で未来ある帯広を

「アベノミクスがもたらしたものは貧困と格差」

市議会で稲葉市議


 市議会3月定例会で9日、稲葉市議が共産党を代表して質問しました。

 稲葉市議は、安倍首相が「この道しかない」と進めるアベノミクスが「貧困と格差」を拡大し、日本の経済成長を止めたと批判、市長の認識を質したところ、「景気回復を実感できない」と答弁。安倍内閣が「地方消滅」と危機感をあおり「地方創生」を唱えていることに対して、「人口減少の本当の理由は?政府の地方創生に展望はあるのか」「地域を豊かにするとは?」と市長の見解をただしたところ、「一極集中と人口減少による危機感の表れ。一人一人が幸せに暮らせる豊かな地域社会の実現が重要」と答弁。稲葉市議は、他の先進国に比べ日本だけが労賃を15年間に10ポイントも減らしている現状を紹介し「貧困と格差、人口問題など多くは、同一労働に同一賃金が支払われないことに原因がある。結婚し子供を産み育てられる仕事と賃金が必要」と強調しました。