2015年4月5日日曜日

税の取り立て屋「滞納整理機構は廃止を」

市議会予特で稲葉市議


 予算審査特別委員会で稲葉市議は、税の滞納者から差押えを中心に税の取り立てを行っている滞納整理機構について質しました。

 滞納整理機構は、十勝管内19市町村全てが加入し、税金や国保料の滞納処分を行っています。稲葉市議が機構に引き継ぎ回収された金額と負担金(手数料)を質したところ、「回収された金額は4800万円で負担金は約2000万円」と答弁。さらに「市の滞納処分と機構の回収に違いはあるのか」と質したところ「違いはない」と答弁がありました。

 稲葉市議は「市が行う滞納処分も差押え件数も4割程度に激減。他の団体に引き継ぎ回収金額の4割も手数料を払うことは止めるべき。滞納整理機構の使命は終わった」と追及、「あり方について議論する」と答弁がありました。


保育料「年少扶養控除を加味して再計算」


 子ども子育て新制度で保育料も負担金から使用料に、計算の基礎が所得税から住民税に変わりました。稲葉市議は「計算が変わり父母に負担増はないのか。年少扶養控除を含めた再計算を」と求めたところ「再計算する」と答弁がありました。