2015年5月31日日曜日

TPP交渉参加~米国への「入場料」

「軽自動車税の増税認められない」


「消費の落ち込みなら消費増税もやめよ」

市議会 稲葉市議が指摘


 20日開かれた臨時議会で市税条例の一部改正の専決処分が報告され、稲葉市議が質問に立ちました。

 国の地方税法の改正に伴うもので、二輪車の軽自動車税の増税を1年延期、固定資産税の負担調整措置を3年間延期するというもので、影響額を質したところ「軽自動車税▲1097万円、固定資産税▲18億5千万円」となり、減収に対する国の交付税措置もないことが明らかになりました。

 稲葉市議は「そもそも昨年、軽自動車税の増税を行ったのは、TPP交渉に参加するために米国に譲り渡した『入場料』。それが消費税増税で消費の落ち込みが回復しないからと増税を1年間延期するというもので、延期自体には反対しない。同時にそれを決めた与党の税制大綱は、消費税の10%への増税はどんなに景気が悪くても増税することも決めており、矛盾に満ちている」ときびしく指摘しました。